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真言聲明の会について

当法人では、日本伝統音楽の母体とも言える「聲明」を少しでも多くの方に鑑賞していただくため、「真言聲明の会」を結成し、皆さまのご協力を得まして、国内外における公演活動を展開しております。

聲明は、仏教儀式と共に発展していった性格上、公演を行うことが、まだまだ「宗教活動」と捉えられてしまうのが現状です。しかし、私たちは聲明を音楽的な面からとらえ、邦楽の再認識へ向けて活動を行っています。聲明の基本的な音の響きは「ヨナ抜き音」に近く、この音の響きは私達の身近な音楽、たとえば歌謡などにも用いられており、私たちが自然に心地よく受け入れることの出来る音楽なのです。音楽の世界は、日々さまざまなジャンルで新しい試みがなされています。しかし、自国の古典音楽の分野は、その存続や保存が非常に厳しい時代になっています。いつの時代も快く受け入れられてきた自国の伝統音楽。その中でも、私たちは聲明という音楽にスポットをあて、日々活動に邁進しています。

真言聲明の会メンバー

【真言聲明の会(しんごんしょうみょうのかい)】
1989年 任意団体「高野山聲明の会」として発足
2004年 東京・紀尾井ホールにて「大曼荼羅供」公演を最後に活動休止
2005年 「高野山聲明の会」の有志をはじめとした青年教師を中心に、新たに「真言聲明の会」を結成

※詳しい活動については、「活動の記録」・「活動予定」をご覧下さい。
※諸般の事情により、公演のご依頼をお受けできない場合があります。詳細は事務局までお問い合わせ下さい


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